ケーブルシールド効果
転送インピーダンスモデルを使用した同軸ケーブルまたはシールドケーブルのシールド効果 vs 周波数を計算します。
公式
SE = 20·log₁₀(V_no-shield / V_shield)
仕組み
ケーブルシールド効果は、ケーブルの金属シールドがケーブル内部と外部環境との間の電磁結合をどの程度防ぐかを数値化したものです。重要なパラメータは伝達インピーダンス Z_t (mΩ/m) です。これは、内部導体に誘導される開回路電圧と、それを引き起こすシールド電流との比率です。低周波数では、Z_t ≈R_DC (DC シールド抵抗) となります。周波数が高くなると、表皮効果によってシールドの実効厚が減少し、z_tが増加しますが、編組シールドの場合、編組開口部からの漏れにより、Z_tは最終的に数MHz以上に上昇します。シールド効率 SE = 20·log( z_ref/Z_T) dB。ここで Z_ref は基準インピーダンスです。CISPR 22 に準拠するには、一般に 40 dB を超える SE が必要です。二重シールドケーブル(外側にフォイルに編組したもの)は SE が 60 dB を超えます。
計算例
実践的なヒント
- ✓ケーブルシールドは必ず、コネクタのバックシェルに360°円周方向にボンディングしてください。ピグテールの接地は、高周波でシールドをバイパスするインダクタンスを追加します。
- ✓100 MHz を超える周波数では、シングルブレードシールドではなく、二重シールドケーブル (フォイル+ブレード) またはソリッド銅箔を指定します。
- ✓ケーブルの配線を変更できない場合は、ケーブルのフェライトクランプをシールド効果を高めることができます。両端をコネクタの近くに配置してください。
よくある間違い
- ✗片端だけで終端されたシールドで完全なシールドが得られると仮定すると、一端を接地したシールドは電界のみをブロックし、数kHzを超える磁場は遮断しません。両端を接地すると、EMC効果を最大限に高めることができます。
- ✗コネクタに対処せずにシールド効果だけに頼る場合、多くの場合、ケーブルシールド自体ではなく、コネクタの遷移不良 (ピグテールの接地接続) が主な故障モードです。
- ✗ケーブルの共振を考慮しない場合、問題のある周波数でケーブルが1/4波共振器として機能すると、その特定の周波数で放射が増加する可能性があります。
よくある質問
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