同軸ケーブル損失計算機
一般的な同軸ケーブル(LMR-400、RG-58、RG-213等)のRF減衰を計算します。
公式
参考: Times Microwave LMR cable datasheets; Belden cable catalog
仕組み
<p>同軸ケーブルの減衰は、<strong>導体損失 (表皮効果により√fに比例) と誘電損失</strong> (<strong>誘電体材料によりfに比例) という2つの損失メカニズムから生じます</strong>。</p><p>総減衰量は α (f) = α√f + α₂f で、HF および VHF 周波数では導体損失が優勢で、マイクロ波周波数では誘電損失が大きくなります。これが、LMR-400のような低損失ケーブルが、誘電損失正接が低い発泡ポリエチレン誘電体を使用する理由です。</p><p><strong>速度係数</strong> (VF) は誘電率に関係します。つまり、VF = 1/√δです。発泡誘電体のVFが0.85であるのに対し、固体PEのVFは0.66です。VF が高いほど</p>、単位長さあたりの損失は小さくなります。
計算例
435 MHz (70 cm アマチュアバンド) で LMR-400 を 50 m 走らせた場合:α = 4.69 dB/100 m → 損失 = 4.69 × 50/100 = 2.35 dB。アンテナでの電力 = 10^ (-2.35/10) × 100% = 58.3%。50 W のトランスミッタでは許容範囲です(29.1 W がアンテナに届きます)。7/8インチのハードライン (アンドリューLDF4-50A) への交換:α = 1.55 dB/100 m → 損失 = 0.775 dB → 83.7% の効率。
よくある間違い
- ✗屋外での走行には室温仕様を使用すると損失が約 0.4% /℃に増加
- ✗コネクターの損失は無視してください。N コネクターは 1 GHz で最大 0.1 dB 増加し、PL-259 は合計で最大 0.5 dB 増加します
- ✗VSWRミスマッチは考慮しない — 2:1 のVSWRでは、ケーブル損失に加えて0.51dBのミスマッチ損失が加わる
- ✗ケーブルをdB/100mではなくdB/フィートで比較 — 常に同じ長さの単位に正規化
よくある質問
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